2022/02/14 12:45
S&P500の年末目標を5100→4900ポイントに下方修正=ゴールドマン
一部の有力ブローカーが、米国の株価動向について一段と慎重になりつつある。例えばゴールドマン・サックスは週末の最新リポートで、S&P500指数の2022年末目標を5100→4900ポイント(↓4%)に下方修正した。21年末(4766.18ポイント)を約2.8%上回る水準。S&P500の11日終値(4418.64ポイント)を1割ほど上回っている。
今回の下方修正は、金利の見通しを引き上げたことによるもの。昨年11月に目標を設定した後、インフレの上振れが続いているため。S&P500の予想EPSを変更していないものの、金利見通しの引き上げに伴って、バリュエーションの予測を調整したという。
4900ポイントのべースシナリオのほか、ゴールドマンは補足的に3つのシナリオを検討。S&P500の22年末目標について、◆景気後退シナリオ:3600ポイント、◆インフレ継続・過度な利上げシナリオ:3900ポイント、◆インフレ後退・利上げ減少シナリオ:5500ポイントに設定した。
なお、10日発表の1月・消費者物価指数(CPI)が前年同月比で7.5%上昇と市場予想(↑約7.3%)を上回ったことを受け、ゴールドマンは年内の利上げ(0.25%)回数を7回と見込んでいる(従来予想は5回)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回の下方修正は、金利の見通しを引き上げたことによるもの。昨年11月に目標を設定した後、インフレの上振れが続いているため。S&P500の予想EPSを変更していないものの、金利見通しの引き上げに伴って、バリュエーションの予測を調整したという。
4900ポイントのべースシナリオのほか、ゴールドマンは補足的に3つのシナリオを検討。S&P500の22年末目標について、◆景気後退シナリオ:3600ポイント、◆インフレ継続・過度な利上げシナリオ:3900ポイント、◆インフレ後退・利上げ減少シナリオ:5500ポイントに設定した。
なお、10日発表の1月・消費者物価指数(CPI)が前年同月比で7.5%上昇と市場予想(↑約7.3%)を上回ったことを受け、ゴールドマンは年内の利上げ(0.25%)回数を7回と見込んでいる(従来予想は5回)。
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