鉄鋼大手のニューコア（@NUE/U）は第2四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が前年同期比34.19％増の117億9447万ドル、純利益が同69.97％増の25億6123万ドルに拡大したことを明らかにした(純利益は四半期ベースで過去最高を更新)。
　売上高、希薄化後EPS(9.67ドル)ともに市場予想(それぞれ約114億5900万ドル、約8.55ドル)を上回る。
　製品全体の出荷量が7％減の697万7000トンに縮小する半面、平均販売価格(1トン当たり)が44％上昇したことが増収に寄与した(製鋼設備の稼働率は前年同期の97％から85％に低下)。
　全体の税引き前利益(非支配持分控除前)は72.30％増の34億9040万ドルに伸長した。
　会社側は第3四半期(7〜9月)の業績見通しに楽観的。純利益が第2四半期を下回るとしながらも、力強い結果が得られることを予想している。また、22年12月期通期の純利益が過去最高を更新するとの見通しも示した。


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