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2022/08/19 08:46

米国株大引け概況(詳報):小反発、ハイテク株やエネルギー株が支え 無料記事

 18日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数は小幅ながらそろって反発し、それぞれ前日比18.72ドル(0.06%)高の3万3999.04ドル、27.22ポイント(0.21%)高の1万2965.34ポイントで取引を終えた。
 手掛かり材料に欠けるなか、ダウ平均は取引時間のほとんどをマイナス圏で推移していたが、終盤にかけてプラス圏に切り返した。相場を支えたのは、コンピューター・ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(@CSCO/U)。前日引け後に発表された2023年度通期ガイダンスが市場予想を上回ったことなどが好感され、5.81%高と急伸している。シスコに連れ高する形で、半導体大手のインテル(@INTC/U)とITグループ大手のアイビーエム(@IBM/U)が1.17%、0.93%ずつ値を上げた。このほか、半導体のエヌビディア(@NVDA/U)とテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が2.39%、0.99%ずつ買われている。
 原油高を追い風に、エネルギーセクターも高い。WTI先物9月限の清算値が前日比2.39%高の1バレル90.50ドルに上昇するなか、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)が2.36%、0.84%ずつ値を上げた。また、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が4.89%高、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が4.66%高、石油メジャーのコノコフィリップス(@COP/U)が3.47%高と急伸している。
 一方、家庭用品チェーン大手のベッドバス&ビヨンド(@BBBY/U)は19.63%安と急落。足元で株価の急騰が続いていたが、アクティビスト(物言う株主)による大量の売却が伝えられたことで売られた。


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