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2022/06/07 09:05

太陽光発電銘柄に買い、米政府が輸入パネルの関税を2年間免除 無料記事

 週明け6日のNY株式市場では、太陽光発電関連銘柄が急伸した。ソーラートラッカーの設計・製造を手がけるアレイ・テクノロジーズ(@ARRY/U)が18.00%高の13.57ドルと急騰したのをはじめ、住宅用ソーラー発電システムのサンラン(@RUN/U)が5.94%高の28.37ドル、マイクロインバーター大手のエンフェーズ・エナジー(@ENPH/U)が5.41%高の206.97ドル、システムプロバイダーのソーラーエッジ テクノロジーズ(@SEDG/U)が2.86%高の306.88ドルと買われている。バイデン政権が太陽光パネルに関して優遇措置を決めたことが刺激材料だ。
 米ホワイトハウスは同日、タイ、マレーシア、ベトナム、カンボジアからの輸入太陽光パネルの関税を2年間免除すると発表した。同時に、国防生産法を発動して米国内でのクリーンエネルギー関連製品の増産を支援することも決めている。米国内で生産能力が増強されるまでの「つなぎ」として、米政府は東南アジアから輸入される太陽光パネルの関税を期限付きで免除することにした。
 米政府は現在、国内企業による太陽光発電関連製品の生産能力拡張を支援している。バイデン大統領の任期中に、現在の3倍の22.5メガワットまで引き上げる計画だ。


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