2022/01/11 15:09
カジュアル衣料のアバクロが4Q販売予想を下方修正、需要は堅調
ファストファッション大手のアバクロンビー・アンド・フィッチ(以下アバクロ、@ANF/U)は10日、第4四半期(21年11月〜22年1月)の業績について、売上高が「前年同期比で4〜6%増」、「19年同期比で約2%減」にとどまるとの見通しを示した。従来予想は「19年同期比で3〜5%増」だったが、売上高ガイダンスを引き下げた格好。市場予想(前年比で約11%増)を下回っている。会社側はその理由として、在庫受領の予想外の遅延、コロナ関連の悪影響や各種制限の増加を挙げた。
ただ、フラン・ホロウィッツ最高経営責任者(CEO)は需要が堅調だと指摘。「顧客の需要に対応した十分な在庫が無かった。もし在庫があれば、売上高は予想レンジ内に納まっていた」と述べた上で、「年末商戦後に在庫が増えるにつれ、販売が伸びている」と足元の販売好調を示唆した。
10日のNY株式市場では、アバクロ株が前営業日比2.53%安の32.35ドルで取引を終えた。引け後のアフターマーケットでは、終値比5.56%高の34.15ドルと急伸している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ただ、フラン・ホロウィッツ最高経営責任者(CEO)は需要が堅調だと指摘。「顧客の需要に対応した十分な在庫が無かった。もし在庫があれば、売上高は予想レンジ内に納まっていた」と述べた上で、「年末商戦後に在庫が増えるにつれ、販売が伸びている」と足元の販売好調を示唆した。
10日のNY株式市場では、アバクロ株が前営業日比2.53%安の32.35ドルで取引を終えた。引け後のアフターマーケットでは、終値比5.56%高の34.15ドルと急伸している。
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