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2022/02/14 08:52

1月のCPIは前年比7.5%上昇で上振れ、1982年以来の高水準 無料記事

 米労働省労働統計局は10日、1月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、前月比で0.6%上昇したことを明らかにした(季節調整後ベース)。上昇幅は市場予想(↑約0.4%)を上回る。前年同月比では7.5%上昇し、こちらも市場予想(↑約7.3%)を上回った。1982年2月以来の最高水準を記録している。
 項目別では、食品とエネルギーがともに0.9%ずつ上昇した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.6%上昇し、こちらも市場予想(↑約0.5%)を上回る高水準。前年同月比では6.0%上昇している(市場予想:↑約5.9%)。
 毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。


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