油田サービス大手のハリバートン（@HAL/U）は第1四半期（1〜3月）決算を発表し、売上高が前年同期比24.13％増の42億8400万ドル、純利益が同54.70％増の2億6300万ドルに拡大したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は0.35ドルと市場予想（約0.35ドル）とほぼ一致し、売上高は市場予想（約41億9900万ドル）を上回った。
　原油価格の上昇とマージンの拡大などで業績が伸びた。部門別の売上高は、坑井仕上げ・生産と掘削・評価がそれぞれ25.82％増の23億5300万ドル、22.13％増の19億3100万ドルに拡大している。
　地域別では主力の北米事業が37.10％増の19億2500万ドルに伸長。海外は中南米が22.05％増の6億5300万ドル、欧州・アフリカ・CISが6.78％増の6億7700万ドル、中東・アジアが17.19％増の10億2900万ドルに拡大している。
　同社CEOのジェフ・ミラー氏は「北米に加え、海外の全地域で売上増となり、複数年にわたるアップサイクルが順調に進んでいる」と強調した。なお決算発表の中で、ウクライナ紛争に絡み、同地域の資産評価損を計上したことを明らかにしている。


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