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2022/04/12 11:10

AT&Tが7%高、有力ブローカーの強気レーティングを好感 無料記事

 週明け11日のNY株式市場では、通信キャリア大手のエイ ティ アンド ティ(AT&T、@T/U)が前営業日比7.74%高の19.63ドルと急伸して取引を終えた(AT&T株は先週末8日に終値24.14ドルで引けたが、同社株主が保有1株当たり約0.24株の新会社株を受け取ったため、同日終値が18.22ドルに調整されている)。ワーナーメディア事業のスピンオフ・合併を終えたばかりの同社について、有力ブローカーが強気レーティングを付与したことが刺激材料となっている。
 JPモルガンは最新リポートで、AT&Tに対する投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエイト」に引き上げた(目標株価は34→22ドルに下方修正)。今回の格上げは、バリュエーションの割安感に着目したもの。「成長の遅い通信銘柄だが、競合ベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)より魅力的な配当利回りとPERで取引されている」と指摘した。「衰退する衛星ビデオ事業や投資負担が重荷だったワーナー/HBOメディア事業が懸念材料だったが、現在はベライゾンにさらに似てきた」という。


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