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2021/11/24 14:58

ダラー・ツリー、8〜10月期は希薄化後EPSが上振れ 無料記事

 1ドル均一ショップ大手のダラー・ツリー(@DLTR/U)は第3四半期(8〜10月)決算を発表し、売上高が前年同期比3.86%増の64億1540万ドルに上向く半面、純利益が同34.30%減の2億1680万ドルに縮小したことを明らかにした。
 売上高が市場予想(約64億3800万ドル)をやや下回ったものの、希薄化後EPS(0.96ドル)は市場予想(約0.95ドル)を上回る。
 全体の既存店売上高(恒常通貨ベース)は1.6%増加した(19年同期比では6.7%増)。ただ、輸送費用が想定以上にかさんだことで利益は低下。全体の粗利益が約17億6000万ドルに減少するなか、粗利益率が31.2→27.5%に縮小した。
 会社側は22年1月期通期ガイダンスを更新。売上高を261億9000万〜264億4000万ドル→262億5000万〜264億1000万ドル、希薄化後EPSを5.40〜5.60ドル→5.48〜5.58ドルとそれぞれレンジをせばめている。
 会社側はこのほか、商品価格を1.25ドルに引き上げることを決定。22年第1四半期(2〜4月)末までにダラー・ツリー全店舗で実施する方針だ。


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