会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)は6日、2022年3月の販売実績（4月3日までの5週間）を発表し、売上高が前年同月比18.7％増の216億1000万ドルに伸びたことを明らかにした。2月（15.9％増）から伸びが加速している。
　全体の既存店増収率は17.2％（ガソリン価格の変動、為替の影響などを除いた場合は12.2％増）。地域別の既存店売上高は、米国が19.1％増、カナダが15.7％増、その他海外が8.4％増となっている。Eコマースの売上高は8.9％の伸びを示した。
　21年9月〜22年3月の7カ月（31週間）では、売上高が前年同期比16.7％増の1300億ドルに拡大した。同期間中の既存店増収率は15.1％（ガソリン価格の変動、為替の影響などを除いた場合は10.8％）。地域別の既存店増収率は、米国が16.1％、カナダが16.0％、他の海外が9.1％となっている（Eコマースの売上高は12.5％増）。
　コストコ株は6日、前日比1.65％高の584.79ドルと続伸して取引を終えた。小幅ながら上場来高値を切り上げている。


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