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2021/12/29 11:05

ダーリン・イングリディエンツ、米企業買収で業容を拡大 無料記事

 栄養成分開発・廃油リサイクル大手のダーリン・イングリディエンツ(@DAR/U)は28日、動物油脂の生産などを手がけるバレー・プロティンズ(未上場)を約11億ドルの現金で買収すると発表した。
 今回の買収を通じ、ダーリンはバレー・プロティンズから低炭素原料の供給を受ける。これにより、再生可能ディーゼルや持続可能な航空燃料(SAF)の生産に乗り出す方針だ。
 バージニア州を拠点とするバレー・プロティンズは、レンダリング(食肉の脂肪を溶かして油脂を生産すること)や加工食肉のリサイクルなどに従事。米国の南部や南東部を中心に、レンダリング施設と使用済み食用油の処理施設を計18カ所保有している。
 ダーリンは主に動物性脂肪など有機廃棄物を加工・処理し、原料としてリサイクル販売。また、食用油を再処理したバイオ燃料の生産にも取り組んでいる。


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