ソーシャルメディア大手のツイッター(@TWTR/U)は、テスラ創業者のイーロン・マスク氏からの買収提案を再び検討しているもようだ。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が24日に消息筋情報として伝えたもの。ツイッターの取締役会は当初、15日に買収防衛策「ライツプラン（通称：ポイズンピル）」の採用を発表するなど拒否する姿勢を示していたが、現在は以前よりもマスク氏との交渉に前向きな可能性があるという。
　月初に「ツイッター株9％超を取得した」と公表したマスク氏は14日、ツイッターを1株当たり54.20ドルで私有化することを提案した（企業価値を約430億ドルと算定した格好）。また21日には、同オファーで必要な資金に関し、すでに計465億ドルの提供を約束するコミットメントを得たことも明らかにしている（約255億ドルの債務融資枠＋約210億ドルのエクイティ融資枠）。
　ツイッター株は先週末22日、前日比3.93％高の48.93ドルと3日続伸で取引を終えた。


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