ベルギーのブリュッセル控訴裁判所(高裁)はこのほど、配車サービス米最大手のウーバー・テクノロジーズ（@UBER/U）について、26日以降に首都ブリュッセルでのサービス提供を禁止する判決を下した。地元メディアによると、ウーバーのアプリに登録しているドライバー約2000人が影響を受けている。
　ブリュッセルでは2015年に非専業のドライバーによる配車サービスが法律で禁じられた。しかし、ドライバーとしての営業許可証を持つ人たちはウーバーのアプリを通じて乗客の輸送を続けていた。この状態に関してブリュッセル控訴裁判所は24日、「(ブリュッセルと近郊では)ウーバーのサービスがすべて禁止されている」と明確にした形だ。
　ウーバー側は「判決の内容を詳細に調べた上で、最高裁に上告するかどうか判断する」と説明している。
　26日のNY株式市場では、ウーバーの株価が前日比3.71％安の40.52ドルと急落して取引を終えた。


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