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2022/03/04 10:00

4Q上振れもヴィーバが16%安、1Q見通しの下振れを嫌気 無料記事

 3日のNY株式市場では、ライフサイエンス業界向けクラウド企業のヴィーバ・システムズ(@VEEV/U)が前日比16.24%安の193.16ドルと急落して取引を終えた。業績ガイダンスの下振れやブローカーによる目標株価の下方修正などが嫌気されている。
 前日引け後に発表した第4四半期(2021年11月〜22年1月)決算は、22%増収・6%減益という結果で市場予想を上回ったが、ガイダンスの低調さが警戒された。会社側は第1四半期(2〜4月)決算の業績について、売上高を「4億9400万〜4億9600万ドル(前年同期比で約14%増)」、調整後・希薄化後EPS(非GAAP)を「0.91〜0.92ドル(同:0.91ドル)」と予想したが、中間値ベースでともに市場予想(それぞれ約5億2600万ドル、約0.98ドル)を下回っている。
 弱気なガイダンスを踏まえ、ブローカーの間では目標株価を下方修正する動きが相次いだ。例えばモルガン・スタンレーは最新リポートで、「イコールウエイト」の投資判断を繰り返し、目標株価を230→225ドル(↓2%)に引き下げ。バークレイズも「イコールウエイト」の投資判断を据え置き、目標株価を260→237ドル(↓9%)に下方修正している。


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