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2022/02/25 14:41

米銀の幹部は露サイバー攻撃を非常に警戒=クラウドストライクのCEO 無料記事

 新興セキュリティソフトベンダー、クラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/U)のジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は24日、CNBCの番組「Mad Money」に出演し、米国の大手銀行の幹部がロシアのサイバー攻撃の標的になることを非常に警戒していることに言及した。ロシアがウクライナに侵攻したことを受け、対露金融制裁を相次いで発表するなど、西側諸国との間で緊張が高まっていることが背景にある。
 カーツCEOは米国のサイバーセキュリティレベルに関し、「インフラの85%は民間企業が保有しているため、サイバーセキュリティレベルが希望するレベルに達しているわけではない」とコメント。昨年にサイバー攻撃を受けた米コロニアル・パイプラインを例に挙げた。その一方、米国の銀行については、「業界として素晴らしい仕事をしてきた。やるべきことについて多くのルールがある」と述べたほか、「成熟したサイバーセキュリティシステムを導入する十分な資金を持っている」と説明している。
 24日のNY株式市場では、サイバーセキュリティ銘柄が軒並み高。クラウドストライクが前日比13.01%高と急伸したほか、同業のパロアルトネットワークス(@PANW/U)が13.05%高、ゼットスケーラー(@ZS/U)が10.02%高と買われた。


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