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2022/01/11 15:48

テスラが米国で運転支援ソフトを値上げ、17日から1万→1.2万ドルへ 無料記事

 電気自動車(EV)大手の米テスラ(@TSLA/U)は近く、運転支援ソフト「フル・セルフドライビング(FSD)」の販売価格を引き上げる方針だ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週末8日、自身のツイッターで「1月17日にテスラのFSD価格を1万2000ドルに引き上げる」と投稿。値上げ対象を米国内のみとし、「FSD製品コードのリリースが近づいているため」と説明している。従来価格(1万ドル)から2割引き上げる形だ。なお、FSDのサブスクリプション価格(月額199ドル)についても、「FSDが広くリリースされた後に引き上げる」との考えを示した。
 CNBCなど複数の米現地メディアによると、テスラの運転支援システムは大きく分けて2段階。全ての車両に標準装備される「オートパイロット」に加え、アップグレード版の「FSD」がある。「オートパイロット」が自動緊急ブレーキ、前方衝突警告、車線維持、車間距離制御(ACC)などの機能を含む一方、「FSD」では「オートパイロット」機能に加え、自動車線変更、スマートサモン(自動車庫出し機能)などより高度な機能を含んでいる。
 また、さらに高度な機能を含むFSDベータ版も存在する(試験版のため安全運転スコアの高いドライバー限定でアクセスを許可)。マスク氏は8日のツイートで、FSDベータの最新版10.9がリリースに近づいていることを明らかにしている。


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