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2022/02/16 14:00

インテルがイスラエル同業を54億ドルで買収へ、受託生産事業を強化 無料記事

 半導体大手のインテル(@INTC/U)は15日、イスラエルの半導体企業タワー・セミコンダクター(@TSEM/U)を買収すると正式発表した。1株当たり53ドル(14日終値33.13ドルと比べると約60%高い水準)で買い取る。タワーの企業価値を約54億ドルと算定した形。タワーの株主や規制当局などの承認を待って、向こう12カ月以内に手続きを終える予定だ。
 ファウンドリー(受託生産)事業を強化する狙い。アナログ半導体ソリューションのファウンドリー大手であるタワーを買収することで生産能力や販路、製品ポートフォリオを拡充し、新戦略「IDM2.0」を推し進めたい考えだ。タワーの買収完了後、昨年3月に設立した「インテル・ファウンドリー・サービシズ(IFS)」部門とタワーを統合する(計画の詳細はその時点で改めて公表する)。
 15日のNY株式市場では、タワーが前日比42.08%高の47.07ドルと急騰し、被買収価格にサヤ寄せした。インテルも1.81%高の48.44ドルと反発している。


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