詳細
検索 (期間指定)
期間

2021/11/05 16:17

スクエアの3Q下振れ、ビットコイン関連を除くと45%増収 無料記事

 モバイル決済大手のスクエア(@SQ/U)は第3四半期(7〜9月)決算を発表し、売上高が前年同期比26.72%増の38億4472万ドルに伸びる半面、純利益が同99.76%減の8万ドルに縮小したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は0.37ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約45億600万ドル、約0.38ドル)を下回った。
 ビットコイン関連売上高は11%増の18億1566万ドル。経済活動の再開を背景に同関連を除いた売上高は45%伸びている。
 全体の粗利益は43%増の11億3000万ドルに拡大。個人向けモバイル決済・送金アプリCash Appと事業者向けサービスの粗利益は、それぞれ33%増の5億1200万ドル、48%増の6億600万ドルに伸長した。ただCash Appの粗利益は前四半期比でやや減少。全体でも2年間のCAGRが57%→51%に低下するなど伸びが鈍化している。
 全体の総決済額(Gross Payment Volume)は43%増の454億ドル。うち全体の約92%を占める事業者向けサービスのGPVは45%増の417億ドルに拡大した。年間決済額が50万ドル以上の大規模事業者のGPVは88億→155億ドルと伸びが目立っている。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース