週明け28日のNY株式市場では、遠隔診療プラットフォームを手掛けるテラドック・ヘルス(@TDOC/U)が前営業日比7.31％高の75.91ドルと急伸して取引を終えた。アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)との提携が刺激材料だ。
　テラドックは同日、遠隔医療サービスでアマゾンとの提携を発表。アマゾンのスマートスピーカー「エコー」のユーザーが音声アシスタント「アレクサ」を通じ、テラドックのプラットフォームに参加している医師の相談をいつでも受けられることになった。ただ、相談できるのはアレルギーや風邪など緊急性の低い病気・症状に限られる。当面は音声相談だけだが、動画を通じたサービスも導入する計画だ。
　アマゾンは2月、遠隔医療サービス「アマゾン・ケア」を米国全土で提供すると発表した。また、サンフランシスコ、マイアミ、シカゴ、ニューヨークなど20超の都市では、2022年内に対面による医療サービスを始めるという。


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