ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/UA)が、画像・動画アプリ大手のスナップ(@SNAP/UA)から広告部門の幹部2人を採用したことが30日分かった。ネットフリックスは広告付きの低料金プランを導入する準備を進めている。
　9月にスナップからネットフリックスに転じることが決まったのは、ジェレミ・ゴーマン最高業務責任者(CBO)とピーター・ネイラー広告販売部門副社長(米州担当)の2人。米メディアによると、ゴーマン氏は世界広告部門の社長、ネイラー氏はゴーマン氏の下で広告販売部門の幹部に就任するという。
　2人とも米メディア業界で広告関連業務に携わってきた。ゴーマン氏はヤフーやアマゾン、ネイラー氏はNBCユニバーサルや「Hulu」で勤務した経験を持つ。
　ネットフリックスは7月、広告付きの低料金プランを来年初めから導入する方針を明らかにしている。ただ、ブルームバーグ通信の先週末の報道によれば、一部市場では今年10〜12月期から始まる可能性があるという。
　30日のNYアフターマーケットでは、ネットフリックス株が同日終値比1.52％高の220.65ドルに上昇した(通常取引では前日比1.75％安の220.65ドル)。


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