ビジネス・インテリジェンス(BI)プラットフォーム大手のズームインフォ・テクノロジーズ（@ZI/U）は第2四半期（4〜6月）決算を発表し、売上高が前年同期比53.50％増の2億6710万ドル、純利益が同70.96％増の1590万ドルに拡大したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は50.00％増の0.21ドル。売上高、同EPSともに市場予想（それぞれ約2億5437万ドル、約0.18ドル）を上回る。
　顧客基盤が引き続き拡大した。年間契約金額が10万ドルを超える大口顧客が1763社に増加し（前四半期末時点は1623社）、有料顧客数は3万社超に達している。業績が堅調に伸びる中、全体のアンレバードFCF（非GAAP）は18％増の1億830万ドルに伸長した。
　株式報酬などの特殊要因を除いた調整後の営業利益（非GAAP）は、41％増の1億690万ドルに拡大した（同ベースの営業利益率は43％→40％）。
　通期ガイダンスを上方修正。会社側は22年通期の業績について、売上高を10億6000万〜10億7000万ドル→10億8000万〜10億9000万ドル、調整後・希薄化後EPSを0.75〜0.77ドル→0.78〜0.80ドルに引き上げた。第3四半期（7〜9月）はそれぞれ2億7700万〜2億7900万ドル、0.19〜0.20ドルに見込んでいる。


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