2022/01/14 09:39
ボーイング3%高、今月にも中国で「737MAX」が商業飛行再開か
2度の墜落事故を起こし、計346人の犠牲者を出したボーイング(@BA/U)製の主力機「737MAX」について、欧米に続き、中国でも運航停止命令の解除が近づいているようだ。ブルームバーグ通信が13日に消息筋情報として伝えたところによると、航空会社大手の海南航空が9日に運用に向けた飛行試験を行ったもよう。まだ商業運航の具体的な再開日が設定されたわけではないものの、「737MAX」が今後数週以内に中国で商業運航される可能性があるという(ただ、旧正月連休が近づいているため、再開が遅れる恐れもある)。
これに先駆け、中国民用航空局(CAAC)は昨年12月2日、同機に関する耐空性改善指令(AD、再飛行に向けて必要な是正措置を行うよう通達すること)を航空会社に伝えた。「十分な評価を行った後、CAACはこの危険な状態に対処する是正措置が適切であると考える」と説明している。
ボーイングの「737MAX」を巡っては、19年3月に2度目の墜落事故が起こった後、世界各国で運航停止の動きが広がった経緯がある。中国は事故後に運航停止命令を出した最初の国だった。
ボーイングがソフトウエアなど各種変更を行った後、すでに米連邦航空局(FAA)は20年11月に運航停止命令を解除済み。欧州航空安全機関(EASA)も21年1月、米国に続いて運航停止命令を解除している(すでに185カ国以上が運航停止命令を解除済み。ロシアは未解除)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
これに先駆け、中国民用航空局(CAAC)は昨年12月2日、同機に関する耐空性改善指令(AD、再飛行に向けて必要な是正措置を行うよう通達すること)を航空会社に伝えた。「十分な評価を行った後、CAACはこの危険な状態に対処する是正措置が適切であると考える」と説明している。
ボーイングの「737MAX」を巡っては、19年3月に2度目の墜落事故が起こった後、世界各国で運航停止の動きが広がった経緯がある。中国は事故後に運航停止命令を出した最初の国だった。
ボーイングがソフトウエアなど各種変更を行った後、すでに米連邦航空局(FAA)は20年11月に運航停止命令を解除済み。欧州航空安全機関(EASA)も21年1月、米国に続いて運航停止命令を解除している(すでに185カ国以上が運航停止命令を解除済み。ロシアは未解除)。
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