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2022/03/28 09:35

大麻銘柄が大幅続伸、米下院で大麻関連法を審議へ 無料記事

 先週末25日のNY株式市場では、マリファナ(大麻)関連銘柄が大幅続伸。カナダ大麻栽培・販売大手のティルレイブランズ(@TLRY/U)が前日比22.81%高の8.56ドル、キャノピー・グロース(@CGC/U)が10.00%高の8.69ドル、オーロラ・カンナビス(@ACB/U)が10.40%高の4.46ドル、クロノスグループ(@CRON/U)が6.52%高の4.25ドルと買われて取引を終えた。
 米連邦議会で合法化に向けた動きがあることが刺激材料。米下院はこのほど、翌週に「マリファナの機会再投資・抹消法(MORE法:Marijuana Opportunity Reinvestment and Expungement Act)」を審議すると発表している。規制物質法から大麻を削除するこのMORE法は、2020年12月に下院で可決(賛成228票、反対164票)されたものの、上院で審議が進まなかった経緯がある(歴史的に共和党が大麻合法化に反対しているため)。
 昨年までの報道によると、米国では連邦レベルで嗜好用大麻が禁じられている半面、一部の州で合法化が進んでいる。21年2月に合法化されたニュージャージー州に続き、同年3月にはニューヨーク州でも合法化法案が可決された。隣国のカナダでも18年に合法化されている。
 足元では大麻業界で再編が進む状態。クレスコ・ラボ(CrescoLabs)が23日、競合のコロンビア・ケア(Columbia Care)を株式交換の形で買収すると発表したほか(買収総額20億ドル)、オーロラ・カンナビスが22日、テッラ・ファーマ(スライブ・カンナビスの親会社)を株式・現金(総額3800万カナダドル)などで買い取ることを明らかにしている。


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