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2022/04/12 08:46

エヌビディア5%安、ブローカーが製品需要の減退を指摘 無料記事

 週明け11日のNY株式市場では、GPUのエヌビディア(@NVDA/U)が前営業日比5.20%安の219.17ドルと急落して取引を終えた。有力ブローカーによる格下げと目標株価の引き下げなどが嫌気されている。
 ロバート・W・ベアードは最新リポートで投資判断を「アウトパフォーム」→「ニュートラル」、目標株価を360→225ドル(↓約38%)に引き下げ。その理由として、消費者向けGPUのキャンセルが始まっていることを挙げた。過剰な在庫やPC需要の減速、ロシアへの禁輸措置などが影響しているという。また、増収率(年率換算)の伸びは今年2〜7月期にピークを迎えると予想している。
 一方、エヌビディアは先週末8日、米証券取引委員会(SEC)に提出した開示資料で、普通株の発行可能総数を現在の40億株から80億株へと2倍に増やす意向を示した。6月2日に開催する年次株主総会で承認を得たい考えだ。この動きについては、「従業員向けのストックオプションを増やす」、「他社の買収資金に充てる」といった観測が広がっている。


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