24日のNY株式市場では、ライブ・エンターテイメント大手のライブ・ネーション・エンターテインメント(@LYV/U)が前日比9.69％高の124.39ドルと急伸して取引を終えた（終値ベースでは過去最高値を更新）。足元の業績好調や先行きに対する経営陣の自信が好感されている。
　前日引け後に発表された第4四半期（10〜12月）決算は、売上高が前年同期比で11.38倍の27億317万ドルに膨らむなか、純損失が1億9492万ドルに縮小するという結果で、売上高が市場予想（約20億4800万ドル）を大きく上回った。
　コロナ禍に伴う低迷期から回復基調が鮮明化している格好。マイケル・ラピーノ最高経営責任者(CEO)は「22年の全ての先行指標が（コロナ前の）19年比で改善している。22年が記録的な年になり、今後数年間の成長に向けた準備が整うという確信が強まった」とコメントし、先行きに自信を示した。2月にかけて大規模な会場でのイベント数が19年比で30％増加しているほか、2月中旬までですでに22年のチケット販売が約4500万枚（19年同時期と比べて45％増）に達したことも明らかにしている。


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