2022/07/08 14:22
米国株ツイッター引け後4%安、被買収計画の不透明感強まる
7日のNYアフターマーケットでは、SNS大手のツイッター(@TWTR/UA)が終値比3.92%安の37.27ドルと下落した(通常取引は前日比1.52%高の38.79ドルで終了)。被買収期待が一段と後退していることがマイナス材料だ。
ワシントンポストなどが同日に消息筋情報として伝えたところによると、テスラ創業者イーロン・マスク氏によるツイッターの買収計画がとん挫しかけているもよう。マスク氏のチームが買収資金(440億ドル)の調達に向けた協議にを止めたという。マスク氏側が求める「スパム・偽アカウントが実際にユーザー全体の5%未満にとどまるという証拠」が確認できないと判断し、方針を転換する準備を進めているようだ。
ツイッター取締役会によって4月に承認された同買収計画が完了するかどうかについて、市場参加者からは懐疑的な見方が一段と強まる状態。7日終値(38.79ドル)はマスク氏の買収提示価格(54.20ドル)を約28%下回っている。
なお、マスク氏は10億ドルの解約手数料を支払うだけで、買収計画をキャンセルできるかどうか不明。ツイッター側が「撤回理由がコア事業に関係ない」と主張し、契約の履行を進めようとする可能性があるという(契約違反で訴える可能性もある)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ワシントンポストなどが同日に消息筋情報として伝えたところによると、テスラ創業者イーロン・マスク氏によるツイッターの買収計画がとん挫しかけているもよう。マスク氏のチームが買収資金(440億ドル)の調達に向けた協議にを止めたという。マスク氏側が求める「スパム・偽アカウントが実際にユーザー全体の5%未満にとどまるという証拠」が確認できないと判断し、方針を転換する準備を進めているようだ。
ツイッター取締役会によって4月に承認された同買収計画が完了するかどうかについて、市場参加者からは懐疑的な見方が一段と強まる状態。7日終値(38.79ドル)はマスク氏の買収提示価格(54.20ドル)を約28%下回っている。
なお、マスク氏は10億ドルの解約手数料を支払うだけで、買収計画をキャンセルできるかどうか不明。ツイッター側が「撤回理由がコア事業に関係ない」と主張し、契約の履行を進めようとする可能性があるという(契約違反で訴える可能性もある)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。