ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス(@WBA/U)の英国事業を巡り、米投資ファンドのベインキャピタルが買収を検討しているもようだ。英紙タイムズが1日付で伝えたもので、売却先の有力候補と見なされているという。
　タイムズによると、ベインキャピタルは英事業ブーツを買い取るに当たりデューデリジェンス(適正評価手続き)をすでに済ませている。ブーツを巡ってはCVCキャピタル・パートナーズやカーライル、KKR、ブラックストーンなども関心を寄せているという。
　英紙フィナンシャル・タイムズは昨年12月、「ウォルグリーンズがブーツの売却などを視野に、ゴールドマン・サックスとアドバイザリー契約を結ぶ」と伝えていた。ウォルグリーンズは英国事業から撤退し、米国のヘルスケア関連事業に注力する意向のようだ。
　週明け3日のNY株式市場では、ウォルグリーンズの株価が前営業日比1.73％高の53.06ドルに上昇して取引を終えた。


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