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2021/09/08 10:16

クーパ・ソフトウェアの2Q上振れ、通期ガイダンスを上方修正 無料記事

 事業支出管理アプリケーション大手のクーパ・ソフトウェア(@COUP/U)は第2四半期(5〜7月)決算を発表し、売上高が前年同期比42.34%増の1億7924万ドルに伸びる一方、純損失が9146万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は4311万ドルの純損失)。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は23.80%増の0.26ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約1億6323万ドル、約マイナス0.06ドル)を上回った。
 主力のサブスクリプション売上高は40%増の1億5620万ドルに伸長。全体の請求額(Calculated Billings)は49%増の1億9500万ドルに拡大した。営業キャッシュフローと調整後フリーキャッシュフローはそれぞれ4081万ドル、3690万ドルとなっている。
 費用増で赤字が継続。全体の営業損失は5430万ドルに増加している(前年同期は3192万ドルの営業損失)。株式報酬や無形資産償却などを考慮した場合、調整後の営業利益(非GAAP)は117.53%増の2671万ドルとなる(同営業利益率は9.8→14.9%に上昇)。
 通期ガイダンスを上方修正。会社側は22年1月通期の売上高を6億8100万〜6億8400万ドル→7億600万〜7億800万ドル、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)をマイナス0.20〜マイナス0.14ドル→0.27〜0.29ドルにそれぞれ引き上げた。第3四半期(8〜10月)についてはそれぞれ1億7700万〜1億7800万ドル、0.01〜0.03ドルを見込んでいる。


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