SNS大手のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック、@FB/U)は7日、（ペイパル創業者でベンチャーキャピタル『ファウンダーズファンド』を率いる）ピーター・ティール氏が取締役を退任することを決めたと発表した。2022年の年次株主総会までは職務を継続する。
　05年から長らくフェイスブックの取締役を務めたティール氏は、最初の社外投資家（ペイパルやパランティアの共同創業者でもある）。CNBCなどの現地メディアによると、04年に「thefacebook.com」に50万ドルを投資し、大学内の交流サイトが急成長する際に重要な役割を果たした（同社は05年に社名を「フェイスブック」に変更）。消息筋情報によると、トランプ前大統領の支援者としても有名なティール氏は、（16年の大統領選挙と同様に）22年の中間選挙で共和党候補者を支援することに注力する見込みという。
　メタは8日、前日比2.10％安の220.18ドルと4日続落で取引を終えた。


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