2022/04/01 08:36
AMDが8%安、ブローカーの格下げを嫌気
3月31日のNY株式市場では、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が前日比8.29%安の109.34ドルと急落して取引を終えた。ブローカーの格下げが嫌気されている。
バークレイズは最新リポートで、AMDに対する投資判断を「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げた上で、目標株価を148→115ドル(↓22%)に下方修正した。
今回の格下げは、「半導体市場の一部が減速する恐れがある」との見通しに基づいたもの。AMDが2022年もPC市場、サーバー市場の両方で市場シェアを獲得できるポジションにいるものの、23年にPC、ゲームなどいくつかの市場で周期的なリスクがあるという。バークレイズは「市場の調整を示す証拠はまだないが、3市場(ゲーミング、PC、ザイリンクス関連)全てが高水準で推移していることは明らか」と分析している。
また、競合のインテル、アーム(ARM)との競争激化にも警戒感。「市場調整の規模や競争環境がどのようになるかがより明確になるまで、われわれは傍観したい」と様子見スタンスを推奨した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
バークレイズは最新リポートで、AMDに対する投資判断を「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げた上で、目標株価を148→115ドル(↓22%)に下方修正した。
今回の格下げは、「半導体市場の一部が減速する恐れがある」との見通しに基づいたもの。AMDが2022年もPC市場、サーバー市場の両方で市場シェアを獲得できるポジションにいるものの、23年にPC、ゲームなどいくつかの市場で周期的なリスクがあるという。バークレイズは「市場の調整を示す証拠はまだないが、3市場(ゲーミング、PC、ザイリンクス関連)全てが高水準で推移していることは明らか」と分析している。
また、競合のインテル、アーム(ARM)との競争激化にも警戒感。「市場調整の規模や競争環境がどのようになるかがより明確になるまで、われわれは傍観したい」と様子見スタンスを推奨した。
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