週明け24日のNY株式市場では、Webデータ分析ソフト大手のスプランク（@SPLK/U）が前営業日比5.01％高の121.29ドルと急伸して取引を終えた。有力ブローカーによる目標株価の引き上げが支援材料だ。
　BTIGは最新リポートで、投資判断を「ニュートラル」→「バイ」に上方修正(目標株価は155ドルに設定)。その理由として、同社の顧客から聞き取り調査を行った上で複数の要因を挙げた。
　まず、クラウドへの移行が進んでいることを評価。スプランクの2021年8〜10月期決算では、クラウド・サービスの売り上げが前年同期比68％増の2億4304万ドルに拡大していた。また、年間経常収益(ARR)の伸びに従って、今後は総売上高(GAAPベース)の伸び率も上昇する可能性があることを指摘している。
　このほか、23年度(22年2月〜23年1月）にフリーキャッシュフローが増加するとともに、増収率と営業利益の増加率が市場予想を上回る可能性があることにも期待感を示した。


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