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2022/08/02 09:06

7月のISM製造業景況感指数が52.8に低下、市場予想は上回る 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は1日、7月の米製造業景況感指数(PMI)を発表し、前月(53.0)を0.2ポイント下回る52.8に低下したことを明らかにした。市場予想(約52.0)は上回る。景況判断の分かれ目となる50は、(2020年4月に落ち込んだ後)26カ月連続で超えた。
 同指数を構成する主要サブ指数のうち、「雇用」が49.9(↑2.6ポイント)に上昇する一方、「新規受注」が48.0(↓1.2ポイント)、「生産」が53.5(↓1.4ポイント)に低下した。「サプライヤー納期」は55.2(↓2.1ポイント)とさらに短縮し、「在庫」は57.3(↑1.3ポイント)に上昇している。そのほか、このところ注目されている「(支払い)価格」は60.0(↓18.5ポイント)に急低下し、市場予想(約74.3)を大きく下回った。
 毎月第1営業日に発表されるPMIは、「製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するメーカーの購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作られ、「新規受注」「生産」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」「在庫」の5つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成された。


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