2021/12/10 10:48
新興EVのルーシッド18%安、CB発行による希薄化などを嫌気
9日のNY株式市場では、電気自動車(EV)新興企業のルーシッド・グループ(@LCID/U)が前日比18.34%安の36.52ドルと急反落で取引を終えた。利益の希薄化や当局の調査を受けている点などが嫌気されている。
同社は8日、転換社債(CB)の発行を通じて17億5000万ドルを調達すると発表した。起債した日から13日以内に最大2億6250万ドル分のCBを追加発行するオプションもある。CB保有者は設定された転換価格(未定)でルーシッド株に転換することができるため、既存株主にとっては利益の希薄化となる。
なお、ルーシッド・グループを巡っては、「米証券取引委員会(SEC)から先週末3日に召喚状を受け取った」と6日付で発表したことも懸念材料。特別買収目的会社(SPAC)と合併した経緯や同社が発表した事業見通しなどに関する資料の提出を求められているという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は8日、転換社債(CB)の発行を通じて17億5000万ドルを調達すると発表した。起債した日から13日以内に最大2億6250万ドル分のCBを追加発行するオプションもある。CB保有者は設定された転換価格(未定)でルーシッド株に転換することができるため、既存株主にとっては利益の希薄化となる。
なお、ルーシッド・グループを巡っては、「米証券取引委員会(SEC)から先週末3日に召喚状を受け取った」と6日付で発表したことも懸念材料。特別買収目的会社(SPAC)と合併した経緯や同社が発表した事業見通しなどに関する資料の提出を求められているという。
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