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2022/04/13 10:04

アメリカン航空が1Q売上高ガイダンスを上方修正、航空銘柄に追い風 無料記事

 航空大手のアメリカン・エアラインズ・グループ(アメリカン航空、@AAL/U)は12日、第1四半期(1〜3月)の業績ガイダンスを更新し、「売上高が2019年同期比で約16%減の約88億9000万ドルになる」との見通しを示した。3月半ば時点の従来予想(約17%減)からやや上方修正した格好だ(1月時点では「20〜22%減」を予想)。
 一方、各種コストはかさむ状態。ジェット燃料の平均価格が1ガロン当たり2.80〜2.85ドルに上る見通しだ(従来予想:2.73〜2.78ドル)。期中に約8億9500万ガロンが消費されたという。燃料などを除いた有効座席マイルあたりコスト(CASM)は、19年同期比で12〜13%増えると見込まれている(従来予想:11〜13%増)。
 決算発表シーズンを直前に控えるなか、アメリカン航空のガイダンス引き上げは、航空セクター全体にとって追い風。12日のNY株式市場では、アメリカン航空が前日比0.94%高と強含んだほか、デルタ航空(@DAL/U)が1.07%高、ユナイテッド航空(@UAL/U)が0.73%高、サウスウエスト航空(@LUV/U)が0.47%高で引けた。


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