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2022/02/10 08:54

米国で“本格的な”コロナ禍はほぼ終了=ファウチ氏 無料記事

 バイデン政権の首席医療顧問を務めるアンソニー・ファウチ博士は9日、「米国でコロナ禍の“本格的(full-blown)”な段階が終わりに近づきつつある」との見解を示した。英フィナンシャル・タイムズが9日付で伝えたもので、コロナ禍関連規制(マスク着用義務など)が向こう数カ月でなくなることを望んでいるという。
 ファウチ氏によると、今後の規制は中央(連邦政府)が決定・義務付ける形でなく、地方レベルや個人で決めていく方向になる見通し。年内に規制が無くなる可能性が高いものの、一部地域で感染が拡大した場合は、現地当局が一時的な対策として規制を再導入するケースがあるという。
 米疾病予防管理センター(CDC)によると、今週8日時点の新規感染者数(7日平均)は約23万人。直近ピークの1月15日(80万人超)と比べると約7割減った。8日の感染死者数(7日平均)は約2300人となり、1月中旬のピーク(1日当たり3000人超)からやや減っている。


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