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2022/08/04 09:11

7月のISMサービス業景況感指数が56.7に上昇、予想外の改善 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は3日、7月の米サービス業景況感指数(Services PMI、旧:非製造業景況感指数)を発表し、前月(55.3)を1.4ポイント上回る56.7に上昇したことを明らかにした。低下を見込んでいた市場予想(約53.5)に反して改善した格好だ。景況判断の分かれ目となる50も26カ月連続で超えている。
 主要個別指標は軒並み改善。「事業活動・生産」が59.9(↑3.8ポイント)、「新規受注」が59.9(↑4.3ポイント)、「雇用」が49.1(↑1.7ポイント)に上向いた。「サプライヤー納期」は57.8(↓4.1ポイント)に短縮している。なお、インフレ高進で注目されている「(仕入れ)価格」は72.3(↓7.8)に下落した。
 毎月第3営業日に発表される米サービス業景況感指数は、「非製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するサービス会社の購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作成された「事業活動・生産」「新規受注」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」の4つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成されている。


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