詳細
検索 (期間指定)
期間

2022/08/25 10:28

スノーフレークの5〜7月期は83%増収 無料記事

 データ特化のクラウドサービス企業、スノーフレーク(@SNOW/U)は第2四半期(5〜7月)決算を発表し、売上高が前年同期比82.67%増の4億9724万ドルに膨らむ一方、純損失が2億2280万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は1億8971万ドルの純損失)。売上高が市場予想(約4億6790万ドル)を上回る半面、希薄化後EPS(マイナス0.70ドル)が市場予想(約マイナス0.64ドル)を下回った。
 顧客基盤が順調に拡大。22年7月末時点の顧客数は前年同期比36%増の6808社に伸び、うち大口顧客(過去12カ月間のプロダクト収入が100万ドルを超える顧客)が同112%増の246社に伸びた(前四半期末時点ではそれぞれ6332社、206社)。既存顧客の売上継続を計測する指標のネット・レベニュー・リテンション・レート(NRR)は、171%と高水準を維持している。
 部門別の売上高は、プロダクト収入(プラットフォーム収入)が83.12%増の4億6626万ドルに膨らんだほか、プロフェッショナルサービス・その他収入も76.27%増の3098万ドルに拡大している。契約済み履行義務(RPO:Remaining Performance Obligations)は78%増の27億ドルに伸長した。
 通期ガイダンスを上方修正。会社側は23年1月通期の業績について、プロダクト収入を18億8500万〜19億ドル→19億500万〜19億1500万ドル(前年比67〜68%増)に引き上げた。第3四半期(8〜10月)の同収入は5億〜5億500万ドル(前年同期比60〜62%増)を見込んでいる。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース