中国の電子商取引（Eコマース）大手、ピン多多（@PDD/U）は第3四半期（7〜9月）決算を発表し、売上高が前年同期比51.34％増の215億575万人民元に伸びる中、純損益が16億3996万人民元の黒字に転換したことを明らかにした（前年同期は7億8470万人民元の赤字）。特殊要因を考慮した調整後の1ADS当たり利益（非GAAP）は6.60倍の2.18人民元。同利益が市場予想（マイナス0.362人民元）を上回る半面、売上高は市場予想（約264億7400万人民元）を下回っている。
　月間アクティブユーザー数（MAU）は7億4150万人と前年同期から15％の伸びとなったものの、前四半期からは300万人の増加（↑0.4％）に留まった。9月末までの12カ月間のアクティブ購入者数は19％増の8億6730万人に伸びている。
　売上高の内訳は、オンライン・マーケティングサービスが43.74％増の179億4649万人民元、トランザクション・サービスが161.02％増の34億7714万人民元、商品販売が79.09％減の8211万人民元となっている。


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