19日のNYアフターマーケットでは、ネット動画配信大手のネットフリックス（@NFLX/UA）が同日終値比7.85％高の217.46ドルに急伸した（通常取引では前日比5.61％高の201.63ドル）。4〜6月期の有料契約者数が市場予想を上回ったことなどが好感されている。
　引け後に発表された2022年第2四半期決算で、会社側はストリーミング総契約数が前年同期比5.5％増の2億2067万件に伸びたことと、純増数の減少が97万件だったことを明らかにした。総契約者数が市場予想(約2億2020万人)を上回ったほか、純増数の減少も市場予想(約200万人)の半分ほどだった。
　「ストレンジャー・シングス4」の人気が支えとなったもようだ。5月末に配信が始まった同作品は、最初の4週間で視聴時間が計13億時間に達した。ネットフリックスで配信された英語のドラマシリーズとしては、過去最高のヒットだという。
　会社側はこのほか、第3四半期(7〜9月)のストリーミング総契約者数を100万件増の約2億2167万件、純増数を約100万件と予想している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。