2022/04/15 10:43
ナイキ5%高、ブローカー2社が強気判断を継続
14日のNY株式市場では、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が前日比4.68%高の133.46ドルと大幅続伸で取引を終えた。今年に入り株価の下落基調が続いているものの、ブローカー2社が強気判断を続けたことが支援材料となっている。
JPモルガンは最新リポートで、「オーバーウエイト」の投資判断と164ドルの目標株価を継続。ナイキ経営陣との話し合いや足元業績を踏まえ、「中国事業の改善が重要ポイント」と主張した。3月下旬に第3四半期(12月〜2月)決算を発表して以降の動向について、経営陣側は「コロナ関連規制の影響にも関わらず、中国事業が前期比で改善する軌道に乗っている」と説明したという。
UBSも同様にナイキ経営陣(マット・フレンド最高財務責任者など)との話し合い後に、「バイ」の投資判断を繰り返した。「北米需要は(特にECチャネルで)非常に強いままであり、在庫レベルはタイトだとみている。また、おそらくナイキの製造パートナーは高い稼働率に戻っている」などとプラス材料を指摘したほか、「コロナ関連規制やサプライチェーン問題は逆風だが、控えめな22年5月期通期ガイダンスで織り込まれている」と主張した。その上で、長期的な業績のアウトパフォームに期待。「製品の革新、サプライチェーンのスピード、デジタルへの投資が平均ペース以上の複数年成長を可能にする」と見込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
JPモルガンは最新リポートで、「オーバーウエイト」の投資判断と164ドルの目標株価を継続。ナイキ経営陣との話し合いや足元業績を踏まえ、「中国事業の改善が重要ポイント」と主張した。3月下旬に第3四半期(12月〜2月)決算を発表して以降の動向について、経営陣側は「コロナ関連規制の影響にも関わらず、中国事業が前期比で改善する軌道に乗っている」と説明したという。
UBSも同様にナイキ経営陣(マット・フレンド最高財務責任者など)との話し合い後に、「バイ」の投資判断を繰り返した。「北米需要は(特にECチャネルで)非常に強いままであり、在庫レベルはタイトだとみている。また、おそらくナイキの製造パートナーは高い稼働率に戻っている」などとプラス材料を指摘したほか、「コロナ関連規制やサプライチェーン問題は逆風だが、控えめな22年5月期通期ガイダンスで織り込まれている」と主張した。その上で、長期的な業績のアウトパフォームに期待。「製品の革新、サプライチェーンのスピード、デジタルへの投資が平均ペース以上の複数年成長を可能にする」と見込んだ。
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