2023/07/13 08:54
6月CPIが前月比0.2%上昇で下振れ、前年比では3%上昇に鈍化
米労働省労働統計局は12日、6月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.2%上昇したことを明らかにした。市場予想(↑約0.3%)を下回っている。前年同月比では3.0%上昇にとどまり、5月(↑4.0%)から大幅に鈍化。2021年3月以来、2年3カ月ぶりの低水準を記録した。米金融当局の目標である「2%」までなお道のりが残るものの、22年6月(↑9.1%)にピークを付けて以降、12カ月連続で伸びが減速している格好だ。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ0.1%、0.6%ずつ上昇した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.2%上昇し、市場予想(↑約0.3%)を下回る。前年同月比では4.8%上昇にとどまり、5月(↑5.3%)から鈍化した(市場予想:↑約5.0%)。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ0.1%、0.6%ずつ上昇した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.2%上昇し、市場予想(↑約0.3%)を下回る。前年同月比では4.8%上昇にとどまり、5月(↑5.3%)から鈍化した(市場予想:↑約5.0%)。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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