2023/04/20 09:21
1Q上振れでインテューイティブ11%高、目標株価の引き上げ相次ぐ
19日のNY株式市場では、外科手術システム大手のインテューイティブ・サージカル(@ISRG/U)が前日比10.88%高の298.57ドルと急伸して取引を終えた。足元の好決算が刺激材料とみなされている。
前日引け後に発表された第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比14.01%増の16億9620万ドルに上向く半面、純利益が同2.81%減の3億5530万ドルに縮小するという結果で、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、8.84%増の1.23ドル)ともに市場予想(それぞれ約15億9800万ドル、約1.21ドル)を上回った。
同社製品「ダ・ヴィンチ」を使用した手術件数が約26%増えたことが寄与した形。同伸び率は、19年第1四半期〜23年第1四半期の年平均成長率「約18%」を上回った。会社側は23年通期に同手術件数が「18〜21%」伸びると予想している(市場予想:約12〜16%増)。
ブローカーの間では、目標株価を引き上げる動きが相次いだ。例えばJPモルガンは「オーバーウエイト」の投資判断を継続した上で、目標株価を250→335ドル(↑34%)に上方修正。ソフトロボティクス分野で「ベストポジション」の会社とみなしている。シティグループも「バイ」の投資判断を継続した上で、目標株価を305→317ドル(↑4%)に上方修正。「ほぼ全てが上手くいった四半期だった」と分析した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表された第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比14.01%増の16億9620万ドルに上向く半面、純利益が同2.81%減の3億5530万ドルに縮小するという結果で、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、8.84%増の1.23ドル)ともに市場予想(それぞれ約15億9800万ドル、約1.21ドル)を上回った。
同社製品「ダ・ヴィンチ」を使用した手術件数が約26%増えたことが寄与した形。同伸び率は、19年第1四半期〜23年第1四半期の年平均成長率「約18%」を上回った。会社側は23年通期に同手術件数が「18〜21%」伸びると予想している(市場予想:約12〜16%増)。
ブローカーの間では、目標株価を引き上げる動きが相次いだ。例えばJPモルガンは「オーバーウエイト」の投資判断を継続した上で、目標株価を250→335ドル(↑34%)に上方修正。ソフトロボティクス分野で「ベストポジション」の会社とみなしている。シティグループも「バイ」の投資判断を継続した上で、目標株価を305→317ドル(↑4%)に上方修正。「ほぼ全てが上手くいった四半期だった」と分析した。
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