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2023/10/25 10:43

1Q上振れなどでマイクロソフト引け後4%高、2Qは15%増収を予想 無料記事

 24日のNYアフターマーケットでは、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/UA)が終値比3.95%高の343.60ドルと買われた(通常取引は前日比0.37%高の330.53ドルで終了)。最新決算の上振れなどが支援材料だ。
 引け後に発表した第1四半期(7〜9月)決算は、売上高が前年同期比12.75%増の565億1700万ドル、純利益が同26.97%増の222億9100万ドルに伸びるという結果で、売上高、希薄化後EPS(2.99ドル)ともに市場予想(それぞれ約545億4000万ドル、約2.65ドル)を上回った。サービス別の増減収率では、主力のパブリック・クラウド事業「Azure(アジュール)」が29%増収を記録したほか(前四半期:26%増収)、「Windows OEM」が4%増収とプラス成長に転じている(前四半期:12%減収)。
 同社のエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は決算発表後の電話会議で、第2四半期(10〜12月)の売上高を「604億〜614億ドル(前年同期実績:527億4700万ドル)」と予想した。中間値ベースで前年同期比15%増収を意味し、成長加速を期待した格好だ。フッドCFOによると、「Azure」の成長率のうち約3ポイントがAI関連の寄与分(約3カ月前は同寄与分を2ポイントと予測)。「競争面では、我々は自身の執行能力に満足している。シェア獲得やトレンドは良いと思う」と述べ、下半期もAI関連の寄与分が第2四半期と同程度になると見込んだ。


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