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2022/11/24 09:20

小幅な利上げに「近く」切り替えへ=11月FOMC議事要旨 無料記事

 米連邦準備理事会(FRB)は23日、11月1〜2日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表し、利上げ幅を近く縮小することを示唆した。議事要旨では「会合参加者の大多数は、利上げペースの鈍化がすぐに(soon)適切になる可能性が高いと判断した」と記述されている。FRBが6月、7月、9月、11月と4会合連続で0.75%の利上げを行った後、市場では「12月会合で0.5%の利上げが実施される」と見込まれている。
 金融当局メンバーが同判断に至った背景には、金融引き締め効果のラグ(遅れ)がある。議事要旨では「経済活動とインフレに対する金融政策措置の影響に絡む“不確実な遅延・大きさ”がそうした(目標に向けた進ちょく)評価が重要な理由の一つだった」と指摘された。一部の会合参加者は、「利上げペースを遅らせることで、金融システムの不安定化のリスクを減らすことができる」と説明している。


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