詳細
検索 (期間指定)
期間

2022/10/26 10:55

1Q上振れもマイクロソフト引け後7%安、2Q見通しの下振れを嫌気 無料記事

 25日のNYアフターマーケットでは、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/UA)が終値比6.65%安の234.00ドルと急落した(通常取引は前日比1.38%高の250.66ドルと3日続伸で終了)。ガイダンスの下振れなどが嫌気された格好だ。
 引け後に発表された第1四半期(7〜9月)決算が11%増収・14%減益で上振れたものの、市場の注目はガイダンスの低調さに集まった。会社側は第2四半期(10〜12月)の業績について、売上高を523億5000万〜533億5000万ドル(前年同期比で1〜3%増)、営業利益率を約40%と予想したが、ともに市場予想(それぞれ約560億5000万ドル、約42%)を下回っている。
 米ドル高やPC需要減などが逆風。7〜9月期の増収率がここ5年間で最低の水準に落ち込んだほか、10〜12月期にさらに鈍化する見通しを示した形だ。最新決算では、主力クラウド事業「Azure(アジュール)」が35%増収(恒常通貨ベースで42%増収)を記録したが、前期の40%を下回り、市場予想(約37%)にも届かなかった。会社側は「Azure」の10〜12月期増収率について、恒常通貨ベースで37%に鈍化すると見込んでいる(市場予想は約39%)。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース