ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ（@LULU/U）は第3四半期（8〜10月）決算を発表し、売上高が前年同期比21.97％増の11億1742万ドル、純利益が同14.01％増の1億4364万ドルに拡大したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は1.16ドル。売上高、同EPSはともに市場予想（それぞれ約10億1400万ドル、約0.88ドル）を上回る。
　オンライン販売がけん引する形で売上高が伸長。全体の既存店売上高（消費者直販含む）は恒常通貨ベースで18％増加した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により第1四半期は店舗の一時閉鎖を強いられたものの、第2四半期から店舗営業を再開。第3四半期にはほぼすべての拠点が営業を行っている。
　部門別の売上高は、直営店が11.69％減の5億1175万ドルに縮小する半面、ウェブサイト・モバイルアプリ経由の消費者直販が93.86％増の4億7826万ドル、アウトレット店舗や卸販売などのその他売上高が41.68％増の1億2740万ドルに拡大している。
　業績見通しは未発表。会社側はCOVID-19の影響を理由に、通期ガイダンスの発表を引き続き見送っている。


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