18日のNY株式市場では、リチウム生産世界最大手のアルベマール（@ALB/U）が前日比9.79％安の152.89ドルと急落して取引を終えた。ブローカーの格下げが嫌気される中、2021年5月以来の安値を更新している。
　バンク・オブ・アメリカは最新リポートで、アルベマールに対する投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価を212→161ドル（↓24％）に下方修正した。今回の格下げは、リチウム供給が需要を上回り続けていることを踏まえたもの。リチウムの供給過剰は、2025年まで続くという。こうした状況を見据えてバンク・オブ・アメリカは、「バリューチェーン全体で収益とマージンが圧迫される時期が続くため、成長を追求するには今後2年間で20億ドル以上の資金調達が必要になる可能性が高い」と警鐘を鳴らした。


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