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2023/04/28 09:40

1Q決算や2Q予想の上振れでメタ14%高、目標株価の引き上げ相次ぐ 無料記事

 27日のNY株式市場では、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が前日比13.93%高の238.56ドルと急伸して取引を終えた。直近の決算で増収に転じたこと、ガイダンスも良好だったことなどが好感されている。
 前日引け後に発表された第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比2.64%増の286億4500万ドルに伸びる一方、純利益が同23.52%減の57億900万ドルに縮小するという結果で、売上高、希薄化後EPS(2.20ドル)はともに市場予想(それぞれ約276億6900万ドル、約2.01ドル)を上回った。減収が想定されていたが、4四半期ぶりの増収を確保した格好。会社側は第2四半期(4〜6月)の売上高を295億〜320億ドル(前年同期:288億2200万ドル)と予想するなど、増収が続くことを見込んでいる(市場予想は約295億ドル)。
 同社のスーザン・リー最高財務責任者(CFO)は電話会議で、中国で広告費が増加した点に言及。「中国の広告主が他の地域のユーザーをターゲットにした広告(=越境EC向け広告)を増やしている。ドロップシッピングコストの低下やコロナ禍に絡むロックダウンの緩和によるものとみられる」とコメントした。
 ブローカーの間では、人工知能(AI)分野の動向に注目した上で目標株価を引き上げる動きが相次いだ。例えばモルガン・スタンレーは最新リポートで、「オーバーウエイト」の投資判断を維持した上で、目標株価を250→300ドル(↑20%)に上方修正。「(大規模言語モデルを含む)より多くのオープンソースモデルを開発し、オープンエコシステムの構築を支援することは、メタを(AI競争の)前線にとどめ、長期的にインフラ効率化を促進するはず」と期待した。JPモルガンも同様に、「オーバーウエイト」の投資判断を維持した上で、目標株価を270→305ドル(↑13%)に上方修正。「同社の利益動向は、AIやメタバースに投資する一方、短期的な増収ペース加速させ、コスト規律を保つことを示している」と分析した。


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