配車サービス大手のリフト(@LYFT/UA)は27日、創業者で最高経営幹部を務める2人が退任すると発表した。後任の最高経営責任者(CEO)には、取締役のディビット・リッシャー氏が4月に就任する。
　退任するのは、ローガン・グリーンCEOとジョン・ジマー社長。グリーン氏は4月17日付、ジマー氏は6月30日付でそれぞれ非常勤の会長、副会長になる。
　CEOを引き継ぐリッシャー氏はアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトの元幹部で、2021年7月からリフトの取締役を務めてきた。リッシャー氏は声明で、「リフトという会社の歴史の中で重要な時期にCEOに就任することを光栄に思う。私にはリフトの事業を新しい段階の成功へと導く準備ができている」と述べた。
　ウエドブッシュ証券の著名アナリストのダニエル・アイブス氏は「リッシャー氏には身売りも含めた難しい問題が待ち構えている」とコメントしている。
　27日のNYアフターマーケットでは、リフトの株価が同日終値比4.38％高の10.02ドルに上昇した(通常取引では前営業日比2.74％安の9.60ドル)。


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