2023/08/08 10:36
ビヨンドミートの2Qは売上高が下振れ、通期予想を下方修正
植物性代替肉メーカーのビヨンドミート(@BYND/U)は第2四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が前年同期比30.53%減の1億214万ドルに落ち込む半面、各種コストを抑制したことで純損失が5350万ドルに縮小したことを明らかにした(前年同期は9713万ドルドルの純損失)。希薄化後EPS(マイナス0.83ドル)は市場予想(約0.85ドル)ほど悪くなかったが、売上高は市場予想(約1億846万ドル)を下回った。
製品販売量が23.9%減った上、ポンド当たり売上高も8.6%低下した。米国の小売チャネル・食品サービスチャネルの両方で需要が低迷したこと、製品売上構成の変化などが影響している。地域別の売上高は、主力の米国が40.1%減の6125万ドル、海外が8.7%減の4089万ドルとそろって縮小した。
株式報酬などを考慮した全体の調整後EBITDA(非GAAP)はマイナス4083万ドル。市場予想(約マイナス4215万ドル)ほど悪くなかった。
ガイダンスは弱気。会社側は23年通期の売上高について、従来予想の「約3億7500万 4億1500万ドル(前年比で約1 10%の減収)」から「3億6000万〜3億8000万ドル(同約9〜14%の減収)」に下方修正した。粗利益率についても従来予想の「2ケタ台前半」から「1ケタ台半ば〜後半」に引き下げている。また、「23年下期までにキャッシュフローの黒字化を達成する」という従来目標については「達成できる可能性は低い」との見方を示した。
ビヨンドミート株は7日、前日比2.92%安の15.28ドルと続落して取引を終えた。引け後のアフターマーケットでは、足元の販売苦戦が明らかになるなかで終値比12.37%安の13.39ドルと急落している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
製品販売量が23.9%減った上、ポンド当たり売上高も8.6%低下した。米国の小売チャネル・食品サービスチャネルの両方で需要が低迷したこと、製品売上構成の変化などが影響している。地域別の売上高は、主力の米国が40.1%減の6125万ドル、海外が8.7%減の4089万ドルとそろって縮小した。
株式報酬などを考慮した全体の調整後EBITDA(非GAAP)はマイナス4083万ドル。市場予想(約マイナス4215万ドル)ほど悪くなかった。
ガイダンスは弱気。会社側は23年通期の売上高について、従来予想の「約3億7500万 4億1500万ドル(前年比で約1 10%の減収)」から「3億6000万〜3億8000万ドル(同約9〜14%の減収)」に下方修正した。粗利益率についても従来予想の「2ケタ台前半」から「1ケタ台半ば〜後半」に引き下げている。また、「23年下期までにキャッシュフローの黒字化を達成する」という従来目標については「達成できる可能性は低い」との見方を示した。
ビヨンドミート株は7日、前日比2.92%安の15.28ドルと続落して取引を終えた。引け後のアフターマーケットでは、足元の販売苦戦が明らかになるなかで終値比12.37%安の13.39ドルと急落している。
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